小さなきっかけから、でる・と~る材の誕生への一歩ははじまりました。
でる・と~る材が誕生した背景には、、マンションを当然F☆☆☆☆(フォースター)材ばかりで、造りましたが、入居者のお一人が「私の子供はシックハウス症状で、非常に過敏なので、壁の仕上げは自分でしたい」と、申し出があり、喜んでもらえる設計を志している建築設計士としては、マンションそのものが、コンクリートの塊りに見えて長年住宅建築に携わってきた者の常識が一瞬にて崩れさった のです。
これまでいいマンションを建てようと、利便性や機能・外観のデインにこだわってきたが、本当は、住む人の健康に役立つ住宅づくりにと、新しい課題に立ち向かうことになった。
市販の備長炭クロスは、まったく性能が、でていなかった!
長年実験の日々・・・・
住宅づくりの新しい課題を取り組む日々。
それからは、環境に配慮し、シックハウス症候群やアトピー・喘息等にもよい、我が家にいるだけで、我が家で寝るだけで、体調が良くなる様な、役立つ建物にしたい為、建材開発に取り掛かったのです。
健康建材の材料探しから、製品の仕方まで、研究開発が始まったのです。思えば、大学で学んだ人間工学・環境工学の学び直しでした。いつの間にか、建築設計事務所は、白衣の研究室に変わり、色々な専門分野の大学教授・塗料会社・クロス会社・クロス職人の方と様々な業界の方々に教えを乞う日々でした。